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北欧のデザイン学校

まだデンマークの一部のみのご案内です。
私たちがこれまで、北欧に建築・デザインを学ぶために留学した人達を見ていて、現地留学に必要不可欠なのは、
  1. 高い語学能力,
  2. 学習実績もしくは職歴
  3. その国で学ばなくてはならない確固たる根拠
  4. しっかりとした学習目標と計画と帰国後の計画
だと思っています。

1.は北欧の授業は同級生らとグループで取り組むことが多いようです。教授から出された一つのテーマ(課題)をチームを組んで調べ、討論しレポートしてゆく。その時続けられるディスカッションに加わらなければなりません。だから語学力が必要になるのです。
2は、デザイン&建築などの学習経験がなければ、言葉がおぼつかない中で授業にはさらについていけません。
3は「北欧デザインに憧れて」とかなその漠然とした理由では、留学生を受入を決める担当官に理解しもらえません。
4は、自分たちから学んだことをあなたはどのように社会に還元していくのか、という現地大学人の問いかけです。

北欧人は、知識や経験を私物化するのを非常に嫌うようです。日本では時折、「何のために大学に行くのかわからない」という学生に出会いますが、日本に留学している北欧の学生はたいてい「大学で学んだ知識を活かして社会貢献するためだ」という答えが当たり前のように返ってきます。北欧人の受ける教育はすべからくプラグマティックであり、例えば文学部で学士号を取った女性が銀行に就職するこなど通常あり得ないことなのです。
職業につながる教育を受け、そして社会貢献をする、それが彼等が学ぶ理由であり働く理由でもあるのです。

デンマークのデザイン学校

デンマーク王立芸術アカデミー
芸術大学である。絵画、彫刻、陶芸などヴィジュアル・アートの他、美術史や芸術理論などが学べる。客員学生も受け入れているが、外国人である日本人は、秋期は45000dkr、春季は75000dkrの授業料がかかる。他教材もすべて自費で賄わなければならない。その上、生活費なども自己負担だから奨学金を留学するか、交換留学制度を利用するのがベスト。

デンマーク王立の建築&デザインアカデミー
コペンハーゲンにあるデンマークを代表する王立の建築&デザイン大学校。創立は1754年。日本からの留学生も多い。11の学部をもち建築とデザインにかかわるあらかたの専攻分野が網羅されいる。英語による2年間の修士課程もある。東北工科大学が交換留学のパートナー校になっている。
コリング・デザイン大学
ユトランド半島中部にある即戦力のデザイナーを育てるデザイン専門大学。海外の学生を客員学生受け入れていて、Graphic design,Illustration,Fashion, Textiles,Industrial design,Interactive Mediaのコースが選べる。秋学期:9月1日〜1月31日、春学期2月1日〜6月30日の2期がある。在籍する日本の大学が本校と交流があれば授業料は無料だが、単独で入学wp申し込む場合は1タームあたり39000dkrを支払わなければならない。
オーフース建築大学
デンマーク大2都市オーフースにある建築&デザイン大学校。建築学部、都市計画・景観部、遺産建築部、デザイン学部がある。日本からの留学生も多い。何よりも英語が堪能であり、かつデンマーク語の意欲的な習得が求められる。また少なくとも日本大学3年間の専門課目を履修していることが入学の条件だ。


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